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平成29年 8月度『一金会』報告

2017/08/13

日 時:平成29年8月4日(金)  17:00~19:20

場 所:秋田県阿仁の 「マタギ屋敷」
       港区新橋一丁目5-6 銀座第三誠和ビル6階 (電話)03-3574-1161

《出席者》 阿部、石井、小倉、田山、塚本、戸田、長井、成田、畠山、平泉、藤村
以上11名 (五十音順、敬称略)


『記 事』
 前回の一金会は4名で話題はより深く展開され、それなりに有意義であったのですが、参加者の左下がりに一抹の不安も…。それ故に、たまには場所替えしようということになり、あっちこっち検索の結果、巷で話題のジビエ料理を提供する“マタギ発祥の地秋田県阿仁の店”発見。しかも出来立てほやほやの店は新橋駅銀座口2分とある。ここからは事務局長の独壇場、何と11名の参加となりました。
 当日は一金会の集いを後押しするかのように猛暑も避けてくれた。
 新橋駅で平泉君と再会、360度見渡すと田山君周りをキョロキョロ、声掛けするとニッコリする。後は4時45分待合せの石井君、時間前到着さすが会長代行。駅待ち合わせ以外は現地集合のはず、しばらくぶりの藤村君をはじめ畠山君、塚本君、成田君、阿部君集合、にこやかに歓談中。後は遅れるとの連絡ありの会長と戸田君だけ。その戸田君、同期のIT関係の師匠だけにスマホの地図を見ながら移動中が見えた、まるでマタギが熊追跡だとの言葉に全員納得。
 太鼓の音で迎えられ、熊のねぐらを模索した入り口を潜るとマタギ色いっぱいの店内に感動した。狩猟道具と生活必需品、さらに西村晃出演の“マタギ”写真集と見どころいっぱい。先ずはビールで乾杯、苦労(?)した甲斐あり喉越しのよいこと!
 ここで一悶着あり、“マタギ”について密かに学習の形跡ありも、あまりにも料理の種類と酒の銘柄の多さに悩まされた様子。
 最初にこの時期旬の“じゅんさい”に満足。漬物もいぶりがっこ筆頭に、珍しいこごみ漬けと多種多彩。中でもちょろぎ盛りは全員、大館・北秋田・鹿角育ちにつき喧々諤々。マタギ料理は相談で鹿肉マタギ焼に決定。なにせ鷹巣ふるさと会会長成田君始め向学心旺盛な集団?好みの料理の集計を取る畠山も悩みの様子。世間様はマタギ=熊が一般的。負け惜しみじゃないが熊公は既に参加者の胃袋通過済み。
 長井会長到着で宴は最高潮、酒はビール・焼酎は止め北鹿酒造の大吟醸“北秋田”で決まり。しかも一升瓶で注文(本数は秘密!)大館市を宣伝しています。それにしてもよく飲み・食べ・しゃべります。 話題が豊富で“脳”に刺激を与えボケ防止にもなると思っているのかな。
 長井君から全員に褒美と思いっきや、何と以前に話題となった大館市一心院に在る“真田幸村”のお墓の記事のコピーでした。長井君の先祖代々の墓のすぐ側とのこと。昨今は観光客もぽつぽつ訪れるそうだとか。幸村の墓は京都の竜安寺・鹿児島の頴娃・長野の長国寺が有名であるが定かではない。しかしながら日本史上悲劇のヒーロー義経のお墓も全国に点在している。我が大館市としては、NHKの大河ドラマ真田幸村に便乗できなかったのは残念の一言。町興しの好材料だっただけに・・・。
 (長井情報で、大館市のホームページに紹介されている「真田幸村の墓」のページのURLをご案内します。http://www.city.odate.akita.jp/dcity/kankou/29-7752.html 
 それにしても料理は一品一品の量は少なくいくらでも食べられた。帰りが怖い!(財布の中身が?!)
 マタギは獲物を「獲る」とは言わない。「授かる」と言う。大切なのは「程を知る」と言う、それと「仕来たり」を非常に重んずるといいます。
 お客も混み合い、頃合もよく退却の時間となりました。全員ご満足様子で寄り道せず(周囲にはカラオケ館が一杯なのに!!)家路に着く。
 今日、明日の食材はマタギ料理の話題てんこ盛りかな?

※マタギに興味を持った方は
  熊谷達也・・「邂逅の森」 2004年文芸春秋社刊
  鈴木牧之・・「秋山紀行」 1826年、 「北越雪譜」  をお読みください。

※マタギ言葉(山ことばともいった)少々
  イカネ(家)  イグシ(火)  イタズ(熊)  クワナカ(飯)  サンゴ(塩)
  ピイ(肉)  コロ(鉈)   ナガサ(山刀)
以上
(記:小倉、長井補足)


<例によって、当日出席者の追加コメントと当日スナップ写真をご紹介します>

<畠山より>
 「秋の十四期会昼食懇親会」の具体化(案)が話題になりました。
 日   程: 平成29年10月18日(水) 10時 東部東上線「川越駅」改札集合
 散   策: 喜多院~蔵造通り・時の鐘~菓子屋横丁ほか
 会食会場: 一流料亭?(物色中)
 会   費: 男 ¥6,000円、 女 ¥4,000円 
 ほか、詳細は追ってご案内いたします。


<成田(秀)より>
「阿仁のマタギ屋敷」が新橋のすぐ駅前にオープン!そしてそれを直ぐに経験するとは!さすが一金会の活発グループですね。今回出席できなかった方々にも十分に理解できるように流調に取り纏めをされて感謝です。
自席に着くやいなや絣のユニフォームがよく似合い、自然な秋田弁を話す女性店員が担当しており、聞きましたら合川出身で鷹巣高校(今の北鷹高校)卒業とのこと、一層気をよくして呑みました。
今、秋田のみならず全国的にクマ、イノシシ、シカ、サル等の被害が農村部にとって重大な問題となっており、自分にとっても鷹巣綴子の自分所有の山にもクマが出没して入れない状況です。このようなご時世にこそクマやイノシシやシカ等の節度ある捕獲を行った上、ジビエ料理のレシピの開発とそのマニュアルの作成、食材の保存方法等を研究開発していくことが広く生活環境の安全と向上に貢献できるものと思われます。
こんなことをワイワイ言いながら美味しいジビエ料理とお酒(大館地酒の大吟醸北秋田)を充分にいただきました。

≪当日のスナップ写真≫


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